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だいち 電力異常 [ニュース]

だいち 電力異常

陸域観測衛星「だいち」に電力異常 -
東日本大震災の被災地確認などで活躍

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月22日、2006年1月24日に打ち上げられた陸域観測衛星「だいち」(ALOS)が、急な発生電力の低下とともに、軽負荷モード(LLM)に移行し、制御不能な状況に陥っていることを発表した。「だいち」の設計寿命3年、目標寿命5年で、すでに寿命を超えて運用され、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)でも被災地の状況確認のために400枚以上の撮影を行うなど災害観測などで活用されていた。

JAXAでは、搭載観測機器の電源がオフ状態になり「だいち」がLLMモードに移行してることを22日7時30分(日本時間)ころに、データ中継衛星「こだま」(DRTS)による中継データから確認した。



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